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【社員インタビュー】海外営業マンからITベンチャー企業に入社するまで/LANY(浅井優太)

Date
November 9, 2022
Tags
インタビュー
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株式会社LANYの社員を紹介する企画。

今回はLANYで取締役を務め、オウンドメディア運営やコンテンツマーケの全般を担当している浅井さんにインタビューしました!

「大手企業を退職した経緯」や「仕事のやりがい」、「目標」などをお聞きしました!ぜひご覧ください!

浅井 優太(あさい ゆうた)さんのプロフィール】

・2018年に株式会社アイシン(旧アイシン精機)へ入社

・海外営業の部署にてコロナ前までは5ヵ国程度の海外出張を経験

・竹内や市川と共に、副業でWebメディアを運営

・2020年10月に株式会社LANYを創業

・2021年9月に前職を退社

・2021年9月に株式会社LANYへ入社

1.LANYの可能性にかけて会社を辞めた

現在までの経歴

愛知県長久手市出身。愛知県立長久手高校を出身し、愛知県立大学外国語学部英米学科へ入学。大学2年時にイギリス、イーストアングリア大学に短期留学、3年時にイギリス、ニューカッスル大学へ交換留学。

卒業後は株式会社アイシン(旧アイシン精機)に入社し、修理部品を販売するアフターマーケット部に配属される。アフターマーケット部では海外営業として、2年目までに5カ国に出張を経験。

2021年、社会人4年目に海外駐在を打診されるも、辞退してアイシンを退職。2021年10月から株式会社LANYの社員になる。

-学生時代はどんな人でしたか?

学生時代は優等生なタイプかなと思っています。

大学では、とても堅実に生きてきて、教職受けて教員免許取ったりとか、ほぼすべての授業を受けたりとか。語学の大学だったので自分たちの授業以外に、任意で参加する単位にならない英会話の授業がありました。そういう授業にも出席して、英語の勉強をしてました。

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語学が好きだったので、英語を勉強するとか全然苦になりませんでした・自分の周りの人たちが英語を喋るのがすごい好きみたいなタイプだったので、一緒に行こうよみたいになって授業を受けていましたね。

-大学以外ではどういった活動をしていたのですか?

そんな意識高いことはしていませんでしたね。

普通にサークルでフットサルしたり、休日にはサッカーを見に行ったりしていました。バイトは飲食店を4年間やったり、夏休みには2ヵ月くらい名古屋市の科学館でイベントスタッフをやったりしていました。あと子供のボランティア系のイベントにも参加していました。

大学2年生のときに、イギリスに短期留学して、さらに大学3年生の時に1年間休学して、イギリスのニューカッスル大学に交換留学しました。

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(サッカーのスタジアムに行った時の写真です。ニューカッスルのユニフォーム着ています。)

こうやって振り返ってみると、幅広く色々やっていた大学生でした。

やっぱり大学以外でも誘われる機会が多くて、根本としてあんまり自分に意志がなくて断らない人だったので色々なことやっていましたね。

-なぜ海外駐在ができる会社に就職したのですか?

海外駐在ができる会社に就職した理由は大きく分けて2つあります。

1つ目は、留学して、自分が人間として良い方向に変わったこと

留学して、海外でいろんな文化に触れることで日本にいるだけじゃ知れなかったことをたくさん知れました。特にコミュニケーション能力が上がったり、前向きになったり、自信を持てるようになりました。

定期的にこの機会が欲しいなあと思って「じゃあ海外で働ける会社に就職するか!」となりましたね。

2つ目は、経歴として"海外駐在"を入れておくと、キャリアに箔が付くこと

漠然とはしていましたが、自分にスペシャルな能力がないと思っていました。

だからとりあえず市場価値を上げるためには、人並み以上にできる「英語スキル」を通じて海外駐在に行くのはありだなと思っていました。

総じて海外に行くことで、人生の充実度が上がると考えていました

-入社後は実際に海外には行ったのですか?

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5〜6ヵ国くらい行きましたね。

自動車部品メーカーの株式会社アイシンの中で、当時のアフターマーケット部に配属されました。

アフターマーケット部は自動車の修理部品を扱う部署です。

そこで運よく海外営業部になって、1年目から中東と台湾の担当となり、現地の人とやり取りしていました。

1年目から台湾に出張に行かせてもらえて、良い経験をさせてもらえました。

「担当している製品とか買いませんか?」「新しい製品を出すのでどうですか?」とか、出張では製品の交渉や、現地の人の要望のヒアリングを行っていました。

2年目くらいからは、ロシアやシンガポール、中国、韓国にも行きました。

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(ロシア出張した時の写真です)

3年目は新型コロナウイルスの影響でリモートワークでしたが、4年目になって、パナマの海外駐在を打診されました。その時は当時の上司に「パナマにいくつもりです!」と即答しました。

なぜなら、20代で海外駐在に行けるのは大きな価値があると思っていて、家庭もなくて体力もある状態で行けるのは良いし、このタイミングを逃すとなかなかチャンスはないと思ったからです。

なので、パナマの海外駐在が決まった時に現LANYの他2人(竹内・市川)にもパナマにいきますと伝えました。

-パナマへの海外駐在を決めていたのに、なぜLANYに入社したのですか?

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LANYに決めた理由は大きく3つあります。

1つ目は、竹内と市川の2人の熱意に負けたことです。

メディア運営をしていた時に定期的にミーティングがあって、そこでちょっとだけ引き止められてはいたんですよね。ただその時は僕の海外駐在への意志が強くて。

そのあとに自分の誕生日があって、そのタイミングで竹内と市川が名古屋にくるから「ホテルで一緒に飲もうや!」みたいなのがあって、潰れるほどお酒を飲みました。

次の日に当時住んでいた僕の家に二人が来て、そこでめちゃくちゃ説得されて押し負けましたね。2日酔いだったので思考力が鈍っていたかも知れないです。(笑)

ただ今考えても、前職では自分を「ポジション」として必要とされていた感じだったのが、LANYでは「浅井優太」として必要としてくれていると感じました。竹内と市川は「本気で自分を必要としてくれている」というのが伝わってきたのが決断の決め手でしたね。

2つ目は、LANYの可能性に賭けたこと

中長期的に事業としても成り立っていくという自信がありました。また、モチベーションとしても金銭的報酬は大きいので、お金をきちんと稼げる可能性があるところも普通に魅力として感じていました。

3つ目は、LANYでも自分の人生の目的が達成されると思ったから

市場価値を高めたいと思っていた理由は、金銭面なども含めて自分の今後の人生をよりよくするためでした。仮にLANYを自分の力も使いながら大きくしていければと思いました。

これまでの人生は敷かれたレールの上で優等生として選択してきましたが、今回初めてそのレールを外れてみました。自分の中での大きな転換点だし、人生で一番の挑戦でしたね。

当然、親の期待としては入社した会社で安定的に稼ぐとかがあったので、LANYに入る決断をするのはなかなか勇気がいることではありました。

-副業の選択肢もあったと思いますが、なぜしなかったのですか?

基本的に海外駐在は、忙しく、特にパナマは時差もあって物理的に副業は難しかったからです。

海外にいる先輩の働き方をみると、駐在員の仕事は忙しいのが目に見えてわかっていました。

そうなったときにLANYにかけられる労力が少なくなるため、副業としてやるのは難しいと考えていました。だから決断としては「パナマに行ってLANYを辞める」か「パナマを辞めてLANYで働く」のどちらかでした。

また、LANYを一緒に大きくしていく一員としてコミットしたかったので、創業間もないタイミングでいったん離れるのはよくないと感じていました。自分が離れている間に各種事業が進んだとして、海外駐在を経て、途中から自分が入ってバリューを出すのは難しいと思いました。

その中で “創業メンバーだから” と言って価値が他のメンバーより出せないと分かっている中でLANYに入るのは違うという思いもありました。

「海外にいきたい」という思い自体は変わらないです。ただ、仕事としては難しくなったかもしれないですけど、海外にいくことはLANYで働いてもできます。海外で働きたいという思いの中に「全く知らない環境で働くことで成長できる」+「海外で生活したい」があって、前者はLANYでも達成できると感じていました。

自分たちで0から事業を作っていくことでむしろその可能性は大きいと感じていました。後者については、海外なんていつだっていけるしOKだと。

2.人と人を繋ぐ役割を担いたい

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浅井さんのLANYでの役割は何ですか?

LANYでは、コンテンツ作成に関わる全業務を担当しています。

クライアントさんと商談したり、ライター・ディレクターの方とやり取りしたりとかのその辺の人とのやり取りは全部僕がやっていますね。あと記事のチェックやコンテンツの中身の品質担保、YouTubeの演者もやっています。

業務という意味じゃなくてLANYでの役割でいうと、「人と関わる」「人と人を繋ぐ」みたいなポジションなんじゃないかなと思っています。ライターさんやディレクターさん、アルバイトさん、インターン生、外部の人との面談を僕が担当していることが多いですね。

会社の方針や戦略を考えるのは竹内や市川が中心となって考えてくれているんですが、何やるにしても人が必要だねってなると思います。そこで人をどうするかってなった時は、僕がやっていることが多いですね。

そういった意味だと、3人それぞれの強みが違うのでいい感じに活かせているのはあるかもしれません。

-担当している業務の中でのやりがいは何ですか?

やっぱりクライアントさんの何かに貢献して結果が出るっていうのは、普通に気持ちがいいことではあると思います。

あとは、ライターさんやディレクターさん、インターン生とか自分と関わっている人が楽しく働けるっていうのもモチベーションになっていますね。

承認欲求みたいなもので、自分がこの人のこういった部分に役に立っていると感じると、結構嬉しいなと感じます。

3.LANYの強みは実行して前に進む力があること

-ここは負けない!と思うLANYの強みは何ですか?

自分たちがやりたいことを本気で考えて、実行して前に進む力があることです。

「友達同士で会社やるな!」とかよく言われるし、友達同士だと仲悪くなったりするって言われそうですけど、お互いに本気で向き合ってフィードバックしあいます。

もちろん嫌な気持ちになることは0ではないけど、だからといって関係性が変わるわけではありません。仕事の時はパートナーとして、飲んだりとかゲームしたりしている時は友達で居られていますね。

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(竹内とスマブラをやっている時の写真です(笑))

また、関わってくれるサポートしてくれるパートナーさんやインターン生たちも本当に優秀で、いつも学ばせていただいているし、そういう人たちがサポートしてくれる環境が最高ですね。

4.楽しむという気持ちは忘れずに働き続けたい

-今後、LANYをどうしていきたいですか?

将来的には、自分たちのプロダクトを持って、それを大きくしていきたいと考えています。

理由は単純で、かっこいいし、ゴール設定としてわかりやすいからです。

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(LANYで運営しているAlldropの写真です)

かつ、どれだけ大きくなっても今の楽しさという原点は忘れずに働ける環境を保ち続けたいと思っています。

-今後、個人としてどうなりたいですか?

個人として、「こうなりたい」という思いはかなり少なくなっています。

前段でも言いましたが、自分の市場価値を高めるってよりかは会社や事業を成長させるために自分が価値を発揮するという順番で考えているので、自分に出せる価値を最大限発揮してLANYをよりよくしていきたいです。

また、一緒に働いてくれる人がLANYで働いてよかったなあとか思わせられる人になりたいです。

そのために、自分が何か彼らにGIVEできるようにしたり、LANYの仕組みとして何かしたりしたいなと思っています!

5.インタビューを見ている方へのメッセージ

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-どんな人に入社してほしいですか?

  • 前向きで優秀な人
  • 「こうしましょう」などの自分の意見をどんどん言ってくれる人
  • 自分の領域でやりたいことがあって推進できる人

社員が3人で、入ったとしても10人未満のすごい小さな会社です。

その時に「〇〇をこうしていこう!」と意見を言ってくれたり、主導して推進していったりする力やそういう意識を持っている人だと嬉しいなと思いますし、どんどんやっていきたい人には合うと思います!!

-これから入社する人に一言メッセージをお願いします!

やりたいことが湧き出る人にはすごくおすすめです。

もちろん事業的な判断はありますけど、とりあえずやるみたいな文化があるし、何かやりたいなと思っていることがある人だったら、なんかとても合うなと思います!

あとは本当に悪い人とかいじわるな人とかが居ないので、人間関係で悩むことは決してないと思います!